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 平成20年キャンプ
 ■平成20年5月3日(土)〜6日(火)
ゴールデンウィーク、地ビールの旅〜信州蔦木宿〜
河口湖の地ビールレストラン&ドギーパーク
道の駅「信州蔦木宿」
 松本市を出立し、関東方面へと走る。
 実は蓼科に立ち寄り、奥蓼科温泉などに入っていこうと思っていたのが、予定が押していた。松本城でちょっと長居しすぎたかな。
 そこで、温泉は「信州蔦木宿」という道の駅で済ませることにした。
 実はこれから向かう河口湖には掛け流しの温泉がないので(あるのだけど、もう行ったことあるから)、この道の駅にある温泉を選んだというわけだ。
 駐車場は広いことは広いのだが、大型車用レーンにまで乗用車が停められていて、うちのトレーラーは停められなかった。
 こういう繁忙期にはガードマンを置いて整理してもらいたいものだ。
 夫は車で待つというので、わたし一人で「蔦木温泉つたの湯」に向かった。
 この道の駅には日帰り温泉の他、土産物店、地元産のそば粉を使った手打ちそばやほうとうを食べられる食事処などがある。
 温泉には源泉掛け流しの浴槽が一つあるということで、楽しみにしていた。 
  温泉レポはこちら
 泉質的にはやや物足りなさがあるものの、源泉浴槽がひとつあるだけでグレードが高くなる典型のような施設である。
 道の駅の温泉には循環の所が圧倒的に多いが、小さくてもいいから源泉風呂を一つ設けるだけでずいぶん違ってくる。
 よく、「温泉資源を大切にするため循環濾過を行っています」と説明する温泉があるが、それは間違っている。
 源泉浴槽から溢れた湯を循環浴槽に流しこめば、まったく無駄遣いにはならない。
 この「つたの湯」はそういう使い方ではないが、栃木温泉 湯楽の里はそのいい例である。湯量が少なくても掛け流し浴槽を設けることはできるのだ。
 ちなみに、温泉の玄関を出た左側に、焼酎に漬けた梅のバラ売りをしているお兄さんがいた。
 梅酒の瓶に入っている梅がなくなると寂しいので、足そうと思って買い求めた。ふっくらとして美味しい梅だった。口寂しいときのおやつにも最適だが、酔うので注意。

 ところで、蔦木宿には古い歴史がある。
 道の駅HPによると、戦国時代、この地は甲斐の領地であった。諏訪勢と甲州勢との戦いの末、1535年、両者は堺川で和睦の会議を開いた。
 1540年、諏訪頼重は武田信虎(信玄の父)の娘・祢々を娶る。信虎は化粧料として、堺方18ヶ村を頼重の父・頼満に譲った。この時、蔦木の地も武田家から諏訪家へと移ったという。
 甲州街道が甲府まで作られたあと中山道の下諏訪まで延びていき、その時この蔦木に宿場が作られた。道路は500メートルほどの一直線で、その両脇に梅と柿の木の並木があり、旅人の心を癒したという。
 開宿時から明治に至るまで、宿場はたいそう賑わった。商店が建ち並び、南諏訪の繁栄の中心でもあったそうだ。
道の駅「信州蔦木宿」
 ◎住所 長野県諏訪郡富士見町落合1984番地1
 ◎ 0266-61-8222
 ◎営業時間 ◇食事処 11:00〜20:30(L.O 20:00)
◇直売所 8:00〜20:30
 ◎定休日 毎週火曜日(HP参照)
 ◎公式HP URL

 ところで、この道の駅は、これで終わりではなかった。
 夫がレディを散歩させていて偶然見つけたのだが、奥の方は河川敷に降りられるようになっていて、一帯がキャンプ場になっていたのである。
 バイクや乗用車でテント、キャブコン、バンコン、クラスAと、いろんな車種・スタイルのキャンプがひしめいている。
 おそらく公的に認められたキャンプ場ではなく、ただの河川敷なのだろうと思う。
 しかし、温泉があってレストランもあって、オーニングやテントの張れる無料のキャンプ場なんて滅多にないから、もの凄い人気なのもわかる。
 もう一泊分余裕があれば、わたしたちもここに泊まっていくのだが。残念ながら予定が押していたので蔦木宿を後にし、河口湖へと出発した。

   入った温泉    
蔦木温泉つたの湯   
   
地ビールレストラン「シルバンズ」
 夜7時より少し前、河口湖からほど近いところにある、地ビールとガーデニングのレストラン「シルバンズ」に到着した。
 電話でラストオーダー時間を聞いたら9時ということだったので、まあなんとか余裕を持って食事を終えられる時間に到着できたようだ。
 内部はヨーロッパのビアホールを模したような造りになっていて、仕込みタンクもある。数々のコンクールで受賞しているらしく、入り口にはたくさんの賞状が飾られていた。
 わたしたちは家族連れの多いホールのテーブルではなく、細長いテラスのような席に通された。
 さっそく「3種類お試しセット」(630円)を注文し、飲み比べてみる。
 左からピルス、ヴァイツェン、ラオホ。
 ラオホは日本ではほとんど味わえない燻製ビールだという。スモークしたモルトを使用している。工夫のないそのまんまの表現になるが、確かに燻製の味がした。
 やっぱり爽やかで癖のないピルス、次にフルーティなヴァイツェンがわたしのお気に入りだ。
 食事の方はサラダ、ビーフの煮込み、ピザ、パスタ、ハンバーグなど、ビールのつまみにしては少々多いくらいの量を注文し、ゆっくりといただいた。
 パスタ以外はとてもおいしかった。
 「くあ〜っ、旨い!」
 今日はこのまま駐車場でお泊まりなので、たらふく飲むわ飲むわ。
 もちろん支配人さんにP泊許可をいただいている。明日は、隣りに併設しているドギーパークに行く予定である。
 →だだっ広い第2駐車場に、我が家のトレーラーだけがぽつりと停まっている。
 こちらはレストランからスロープで下った位置にある。食事の時はレストラン前の第1駐車場に停めていたが、就寝するため下に降りたのだ。
 まわりには何もないのでかなり静かだろうと思ったが、雑木林の向こうはすぐ道路らしい。トラックの走行音がかなり大きく響いてきた。
 ちなみにトイレはないので、乗用車での車中泊には向いてません。
富士スバルランド ドギーパーク
 翌朝、車の音で目が覚めた。
 外に出ると、富士山がすごく近くに見えている。
 空はあいにくの曇りだが、なぜか富士山だけはくっきり。
 こんなに富士山が近いところでキャンプしたのは初めてのことだ。まるで、すぐそこから登っていけそうな近距離と迫力に驚く。
 手前の茶色い建物は、地ビールレストランの「シルバンズ」。

 駐車場には、続々と車が押し寄せてきた。
 レストランのオープンは11時からだし、ドギーパークは9時半から。なのに、8時半を過ぎた頃には、すでに多くの客が車から降りてドギーパーク前に行列を作り始めていた。
 わたしもレディを連れて、9時前に並んだ。別に慌てることもないはずなのだが、群集心理というものだろう。
 右の列はチケットを買い求める列で、左はチケットを持っている人の列。左の列に先に並んでおき、家族がチケットを買うため右に並ぶという人が多かった。
 料金は大人1,500円、子ども900円、同伴犬500円と、お値段高め。ドギーパークのサイトで100円引きのクーポンがゲットできるが、JAFの会員証でも100円引きが可能。
 もう少し安くなるといいんだけどなあ。
 あまりにたくさんの人が並んだせいかオープン時間が前倒しされ、9時20分にゲートが開かれた。
 夫はトレーラーのキャリアが外れそうだから修理しなきゃと言って、トレーラーに戻っていってしまった。わたしはレディと園内に入り、奥へと進んだ。
 ドギーパークは赤松の林に囲まれた・・・というより、林の中に造られた、面積10万平方メートルとたいへん広いドッグラン施設のようなものだ。
 人間用にアスレチックや機関車の乗り物もあり、小さい子どもにも楽しそう。
 犬舎がたくさん建ち並んでおり、犬の名前やレンタルできるか、できないかなどが書かれていた。
 大型犬のアイリッシュ・セッターにはレンタルは成人男性のみと書いてあったし、レンタル不可と書いてある犬もあった。
 レディの姿を見て吠える犬もあれば、このセントバーナードのチャコのように吠えかかってこない犬もいる。
 ところで、開場前から行列ができていた理由が、入場してみて初めてわかった。
 意外と犬連れじゃない人が多いなと思ったのだが、そういう人たちはレンタル犬を借りる目的があったのである。皆さん、お目当ての犬をレンタルしてお散歩させるため早めに並んでいたのだ。
 奥のドッグランコーナーは閑散としていて、先客は一匹のワンちゃんのみ。あんなに行列ができていたのに、ドッグランはこんなに寂しいなんて。
 なんだか気が引けて、遊び相手のいるドッグランを探し求めて園内をウロウロ。
 レンタル犬の犬舎前には、まだ行列ができていた。申込書を書いたり免許証を提示したりと手続きに時間がかかりそうだ。(レンタル開始は10時から)
 ヤギのコーナーにやってきた。ここはミニ動物園のようにもなっているのだ。
 ヤギとの対面に、レディは鼻をクンクン。佐野のいちご狩りでもヤギを見ているんだけど。
 ヤギの方も一瞬顔を寄せてきたが、すぐに角を突き出し、ガシッと威嚇攻撃。
 ビビって後ずさるレディ。
 ケンカを売っているのか、遊んでいるのか。

 先ほどのドッグランに戻ると、かなりワンちゃんの数が増えていたので入場してみる。
 レディはさっそく他のワンちゃんたちに遊ぼう、遊ぼうと積極的に仕掛けていった。
 わたしはベンチに腰かけて見ていたが、曇りがちな上に木の下なので寒くなってしまった。夫に電話をして、こちらに来るときに上着を持ってきてと頼む。
 真夏の暑い時期ならいいかも。秋から初夏までは防寒対策を忘れずに。
 走る、走る。弾丸のように走るレディ。
 とにかく彼女は足が速い。
 他のワンコをなぎ倒さんばかりの勢いで走りまわる。
 手前側の柴犬系のワンちゃんは内気で、ちょっと走っては飼い主の元に戻ってしまう。もっと走りまわりたいレディには物足りない相手のようだ。
 そのうち、もの凄く気の合うチワワがやってきて、存分に走りまわって遊んだ。
 「はあ〜疲れた」と、足を投げだして一休み。
 やがて、大きなグレートピレニーズ? が入ってきた。途端に、すごすごと尻尾を巻いて逃げるレディ。
 あれ、この前まで超大型犬にも臆せず近寄っていったのにー?
 でも、気になって遠巻きに眺めている。ホントは一緒に遊びたいんだよね。

 ↑ドギーパークの他の動物たち。
 
 さて、園内で夫と合流して、少し散策してから外に出る。そして、すぐ隣に建つシルバンズに再びやってきた。
 エントランスこそ別だが、昨夜と同じシルバンズである。このテラス席はワンちゃん同伴OKのテーブルだ。
 昨夜のウエイターさんがわたしたちのことを覚えていて、「また来ていただきありがとうございます」と言ってくれた。
 フランス風の庭園を見ながら地ビールを飲む。また格別な雰囲気で、ランチもお勧めである。
 元々ここでランチまでする予定ではなかったのだが、またビールが飲みたくなって来てしまった。結局、バイキングランチまで食べることになった。
 ワンコ用のメニューもある。ビスケットとミルクだ。
 「待て」と言われて、じっと待つレディ。
 最後にカプチーノを飲んで、店を出た。
 雨が降り始めて肌寒かったが、初めて犬同伴でテラス席で食事をして、とても楽しかった。
 ドギーパークと地ビールレストランが併設された、この「富士スバルランド」。これで温泉施設があればもうパーフェクトなんだけど。
 
 第1駐車場から見下ろす。我が家のトレーラーはいちばん奥だ。
 お昼過ぎはほぼ満車に近い状態だった。
シルバンズ
 ◎住所 山梨県南都留郡富士河口湖町船津字剣丸尾6663-1
 ◎ 0555-83-2236
 ◎営業時間 ◇平日11:00〜15:00、17:30〜22:00
◇土日祝・夏季11:00〜22:00
 ※オープンテラスは日没まで
 ※冬季は営業時間が変更
 ◎定休日 無休
 ◎公式HP シルバンズ(クーポンあり)
 

ドギーパーク
 ◎住所 山梨県南都留郡富士河口湖町船津字剣丸尾6663-1
 ◎ 0555-72-2239
 ◎営業時間 ◇4月〜11月 9:30〜17:30、17:30〜22:00
◇12月〜3月 10:00〜17:00
 ◎定休日 無休
 ◎料金 ◇4月〜11月 大人1,500円 小人900円 同伴犬500円
◇12月〜3月 大人1,200円 小人600円 同伴犬500円
 ◎公式HP ドギーパーク(クーポンあり)
ふじやま温泉
 東名道の河口湖インターチェンジ近くにある「ふじやま温泉」に立ち寄った。ここは富士急ハイランドに隣接して新しくできた温泉である。
 循環だが他に立ち寄るめぼしい温泉もないので、新しい温泉のリサーチも兼ねて寄ることにしたのだ。
 少しは源泉のよさを生かした湯遣いであることを期待したが、完全に裏切られた。
 浴槽は広く大きいが、塩素臭が強烈。
 完全な循環で、温泉そのものはまったくいいところなし。
 エステ、整体、マッサージなどのある総合リラクレーション施設として考えるしかないようだ。
  
   入った温泉  ■  
ふじやま温泉
      

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