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   パート2

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平成18年1月1日(日)〜1月3日(火)Vol.164
 


パート1パート2の続きです
1月2日 那智勝浦、マグロの竹原へ
 翌朝、キャンプ場を撤収。今度は本州最南端の潮岬(しおのみさき)へと移動を開始する。
 だが途中、再び那智勝浦を通過するルートだったので、心残りだったマグロ専門店「竹原」へ昼食に立寄ることにした。
 車を停め、商店街を歩いて「竹原」へ。中を覗くと、カウンターのみの小さなお店だった。2グループが順番を待っているところだったので、わたしたちも待たせてもらった。
 左の画像は、食べ終えて出たときに撮ったもの。わたしたちの後に6人家族がやってきたので行列はさらに増え、こんなに並んでしまっていた。
 10分ほど待って、2つ席が空いた。そこでブラボーさん夫妻に先に座ってもらい、食べててもらった。
 壁の至るところに、取材に訪れた芸能人やレポーターの写真がびっしりと貼られている。地元のテレビ番組や「ズームイン朝」でも紹介されているらしい。それらの写真を眺めているだけで、時間があっという間に過ぎていった。
 また2つ席が空いた。わたしと息子が先に座り、マグロ定食とマグロの内臓4品を注文した。パパと娘は次に空いたとき、隣りに座ることができた。
 マグロはみずみずしくて柔らかで、とても味がいい。普段はさほど刺身を好んで食べない息子も「こんなにおいしいの食べたことがない」と言って、ぱくぱく食べていた。
 確かにここのマグロを食べてしまったら、東京のスーパーのマグロなんて食べられないだろうと思った。 
 上の3品は、左から時計回りにマグロの尾、白子、卵。右の画像はマグロの目だ。どれも美味しく、特に尾と目はゼラチン質がいっぱい。ぷるっとした食感がなんともいえず美味だった。
 テレビで何度も紹介されて、たくさんの芸能人を迎えてきた店だ。さぞかしお高くとまっているのだろうと勝手に思っていたが、おばちゃん、お姉さん共にとても気さくで親切だった。
 マグロ定食には小鉢一品と、漬け物、味噌汁、ご飯がつく。その白菜のお新香を、漬け物好きの息子が盛んに美味しがって食べきると、「おばちゃんの手作りをそんなに食べれてくれて、嬉しいわ」と、おかわりをくれた。
 東京から来たというと、おばちゃんは「まあまあそんなに遠くから」と言って、目を細めていた。
 美味しいマグロなら、築地に行けば手に入るかもしれない。だが、この内臓料理は東京ではちょっとお目にかかれないし、親切で優しいもてなしも、ここならではだ。
 またぜひ「竹原」には来たい。例え何時間並んででも。
弘法大師の橋?
 「竹原」でお腹いっぱいマグロ料理を食べて、再び走り出す。青く美しい海を左に見て、紀伊半島先端へと向かう。
 外気温は11度を上回り、車内はクーラーを回すほどの暖かさだ。
 串本町に入ると、間もなく橋杭岩という名所にさしかかった。
 伝説によると、弘法大師が向かいの大島に渡るための橋を造りかけたが、夜明けと共に中止したというものだそうだ。(ちょっと無責任)
 実際はマグマが冷え固まった岩脈が陸地となり、黒潮に浸食されつつも残ったものだという。手前のゴロゴロした石は崩れ落ちた石英斑岩だそうだ。全部の岩にはちゃんと名前があって、左から元島、ゴロゴロ島、黒岩、タコ島、以下略。
地球は丸いのか? 潮岬へ
 さらに半島を南下し、本州最南端の潮岬へと車は進む。
 海に突き出した四国のような形の半島を左回りで「望楼の芝生」へ。そこには無料のキャンプ場があるということなので、気に入ればそこで一泊しようと考えていたのである。
 途中、「潮岬灯台」の駐車場を着いたと思って乗り入れたら、管理人のおじさんが「キャンプ場はまだ先。でも、この車じゃ入れないんじゃないかなあ。ここだったら500円で一泊させてあげるよ」と親切に言ってくれた。
 じゃあ、ちょっと見てきますと言い残し、駐車場内でUターンさせてもらっていると、おじさんに「パンクしてるよ!」と呼び止められた。
 あちゃー、本当だ。トレーラーの右タイヤがヘロヘロ、ぺっしゃんこ。橋杭岩で降りたときは何事もなかったので、その後クギでも踏んだのかもしれない。
 別の駐車場に移動し、さてどうする? と夫婦で相談。せっかく最南端に来ているというのに海を見る余裕もなく、インターネットで検索して串本町のタイヤ屋さんを探す。だが、電話しても出ない。
 一番近くのオートバックスは那智勝浦まで戻らないとない。
 それとも、JAFを呼ぶか。さんざん手を尽くしてあちこち調べたが、パンク救援をしてくれる店は見つからなかった。
 しょうがないから、那智勝浦まで戻ることにした。だが、串本町に降りたところにあるコスモ石油に入って、問題はあっけないほど解決した。そこで新しいタイヤに交換できたのだ。
 まったく同じ大きさのタイヤは置いてなくて、ちょっとだけ小さめのタイヤとなったが、走行に支障はなさそう。交換してくれたガソリンスタンドのお兄さんが神様に見えた。これも、熊野本宮大社で初詣してきた御利益だろうか。神様、仏様、ありがとう。
 っていったって、ガソリンスタンドでタイヤ交換できるのは今や常識。すぐにそのことに思い至らなかったわたしたちは、旅先での思いもよらぬトラブルにかなり動転していたのかもしれない。
 それにしても、串本町の人もまたとても親切だ。
 コスモ石油の少し手前で、後ろからクラクションを鳴らして追い越そうとする車がいたので、地元のヤンキーか!? と思ったら、そうじゃなかった。パンクを報せようとしてくれた、親切なおじさんだったのである。
 わたしたちが右折してコスモ石油に入っていくと、おじさん窓から顔を出してガソリンスタンドの従業員に向かってパンクのことを告げていた。
 おせっかいなくらいに親切。言葉は悪いが、そういう表現がぴったりなおじさんであった。お礼は言えなかったが、その気づかいには本当に感謝したい。
 無事にタイヤ交換を済ませ、再び潮岬に向かう。さっきの「500円でいいよ」と言われた灯台駐車場を通り過ぎて岬の先端へと進み、「望楼の芝生」に到着した。
 カラフルなテントがいくつも設置され、駐車場は乗用車で埋め尽くされている。キャンピングカーはいないようだった。
 先に行って様子を見てきてくれたブラボーさんが、「無理だろう」と言うので、駐車場の入り口までは行かなかった。
 ヘッド&トレーラーを展望タワーの駐車場に停め、家族でお散歩した。「本州最南端」の石碑がある地点で記念撮影。 
 さて、ガイドブックには「地球の丸さが実感できる」と書いてあるが、なるほど海の左右が下に丸く下がっているように見える。
 が、それもそんな気がする、という程度。展望タワーに登れば「気がする」以上に実感できるのかもしれない。残念ながら、タワーも灯台も営業時間が終わってしまい、登ることができなかった。
 本州最南端地点に立つことができたので、満足して次のP泊地に移動することにした。本当はここでキャンプしたかったが、駐車場に入れないのでは仕方がない。展望タワーの駐車場にも「キャンプ禁止」の看板があった。
 串本町へ降りていく途中、白い潮岬灯台が見えた。最南端から見る夕日もきれいだ。それに、とても暖かい。
 そして夕食は、教えてもらった「萬口」へ。ここは「かつを茶漬け」が有名らしい。
 場所は串本駅からすぐ。駅前には無料駐車場もあるが、狭くて小規模だ。
 が、ひげさんから”秘策”を授かっていたわたしは無事トレーラーとキャンピングカーを停め、「萬口」に入ることができたのだった。

 →ブラボー@府中さん撮影の潮岬灯台。資料展示室もある。
  
今回利用した温泉
 天然温泉串本
  

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