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  その11
 
 
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平成16年8月12日(木)〜8月19日(木) Vol.122
 
 
第一回北海道キャラバンE
登別クマ牧場を出たのが、だいたい午後4時頃。意外と早くスケジュールをこなせたので、早めに洞爺湖まで移動してしまおうと、トレーラーを牽いて「桜ざか駐車公園」を出立。フェリー港のある苫小牧に対して逆行することになるが、直線にして約25キロほど。うまくすれば有珠山のロープウェイに乗れるかもしれない。果たして間に合うか?

8月17日(火)夕方  昭和新山
カーナビで電話番号を検索し、ロープウェイの駅に電話を入れる。それによると「下りの最終が17:45なので17:00に乗れば余裕で見学できると思います」とのこと。
一度道を間違えて遠まわりしてしまったが、16時50分頃、駐車場に到着。観光バスのレーンにトレーラーを停め、ロープウェイに乗ることができた。
左の画像は、駐車場から見える昭和新山。昭和18年、群発地震にともない地割れとともに麦畑が隆起してできたこの火山は昭和新山と命名された。最高地表温度約300度の活火山。標高402m、岩肌から今も水蒸気が上がっている。
ところで、この観光地としても名高い昭和新山が個人の持ち物だと言ったら、誰もが驚くことだろう。所有者の名前は三松三朗氏。氏の義父であり壮瞥町で郵便局長をしていた正夫氏が、当時戦争中のため研究する学者もない中、この活動の一部始終を記録した。
昭和21年には私財を投げうち、この土地を購入。昭和23年にオスローで開かれた「万国火山会議」に研究資料を提出、この資料は「ミマツダイヤグラム」と名づけられ、多くの専門家に絶賛された。国内でも数々の賞を受賞し、昭和52年病没した。御年89歳。昭和新山のふもとには彼の銅像がたたずみ、今日も有珠山を見守っている。
■ ■ ■ 昭和新山 Data
住所:北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山  【問い合わせ先】壮瞥町経済課 0142-66-2121
壮瞥町サイト:
  http://www.town.sobetsu.hokkaido.jp/cgi-bin/odb-get.exe?wit_template=AM020000
アクセス:道央道 伊達ICから約15分
概要:1943年12月28日夕方、有珠郡壮瞥町西端の麦畑が盛り上がり、約2年間に17回の爆発をくり返して誕生した活火山。昭和32年に国の特別天然記念物に指定されたペロニ-テ火山で、世界的にもめずらしいものである。


有珠山ロープウェイ

午後5時ちょうどのロープウェイに乗りこみ、有珠山へ。
下界の駐車場に視線を向けると、一番奥側に我が家のグラサベが見える。
目を転じると、昭和新山が小さくなっていく。すっごいなぁ、麦畑が2年であんなになっちゃうんだもんね。畑の人も迷惑だったろうな〜。

約6分で山頂駅に到着。左は降りてすぐの所にある「洞爺湖展望台」。洞爺湖と昭和新山を眼下に見下せる。
さらに歩いて10分ほどかかる小高い位置にある「有珠火口原展望台」 からは、過去最大の噴火口を見ることができる。
2000年の噴火では場所を移動しながら50以上の噴火口を作った。下の画像はその一つである西山火口。
展望台より太平洋を臨む。パパいわく「ずいぶん大きい湖だなぁ」。
おいおい、洞爺湖は反対側!
■ ■ ■ 有珠山ロープウェイ Data
住所:北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5  0142-75-2401
公式サイト:http://www.usuzan.com/index2.html
アクセス:道央道 伊達ICから約15分
料金:大人1,450円 小人730円
運行時間:始発8:15 終発17:30(これは夏期のもの。季節によって変動)
概要:標高729m。過去、繰り返し噴火を続けている活火山。明確な資料が残っているのは1663年(寛文3年)の噴火で、徳川第四代将軍・家綱の時代である。死者5人を出している。
1853年の噴火で大有珠が形成され、1910年の噴火では明治新山ができた。有名な昭和新山ができたのは1943年(昭和18年)、第二次世界大戦のさなか。フカバ集落があった場所が1日60センチずつ成長し、2年がかりで昭和新山を形成した。
その後も1977年(昭和52年)の山頂噴火、32年後の2000年、記憶も新しい平成12年の山麓噴火がもっとも最近の噴火となっている。3日前の地震により噴火は予知され、住民の避難が完了したのちマスコミが見守る前で噴火した。有珠山から3.5Km離れた、西山山麓の国道230号線上だったという。    


ロープウェイで降りてから再びトレーラーを牽いて、洞爺湖畔へ。途中、ジンギスカンを食べさせるお店があったので、夕食に立ち寄った。
ここのは札幌で食べたようなタレに漬けこんであるタイプではなく、生肉を焼いて普通の焼き肉のタレをつけて食べるもの。ちょっと物足りなかったので、タレをジンギスカン鍋に垂らし、松尾式にして食べた。
お店を出ると、キャンプ場ガイドやカーナビを頼りにキャンプ場探し。最初に向かったのは、滝ノ上キャンプ場。オートキャンプOKというそこは、木に囲まれた湖畔にあった。
場所はこちら
だが、オートキャンプ・スペースと思われる広場には照明もなく、車の影もない。管理棟はあるが無人。連絡先も書いていない。どこからかアオバズクの声が聞こえてきた。自然に囲まれていて、雰囲気はよさそうだ。だが、トイレから漂ってくる異臭には辟易した。
湖畔に降りていくと、湖畔沿いの樹木越しにキャンパーの明かりがいくつも見える。どうやら湖の岸に沿って横に長いキャンプ場のようだ。だが、我が家はそこまで入っていくことができない。広場に戻ってどうするかパパと相談すると、なんだか雰囲気が暗すぎて気が乗らない様子である。
そこで別のキャンプ場を探すことにし、最終的に仲洞爺キャンプ場に落ち着くことになった。ここは日帰り温泉「来夢人(きむんど)の家」が併設されているので、今夜の入浴に便利そうだ。とは言うものの、トレーラーを設置後、結局また別の温泉を求めに温泉街に向かったわたしたちであるが・・・。

→日帰り温泉施設前のトイレのところにあるツバメの巣。ヒナたちはもうかなり大きくなっている模様で、狭い巣の中で重なり合って眠っていた。親鳥が不寝番の見張りのようにこちらを見ている。ツバメはヘビや猫などの被害から身を守るため、かえって人間の目が届くところで巣作りをするという。それにしても手が届くこんな場所で子育てというのも、本当に珍しい。愛らしくもけなげな姿に心がなごんだ。


翌朝のキャンプ場の様子。同じ芝生サイトの端には、テントキャンパーが泊まっていた。

■ ■ ■ 仲洞爺キャンプ場 Data
住所:北海道有珠郡壮瞥町字仲洞爺  0142-66-7022(現地)
アクセス:道央道 伊達ICからR453号経由〜R132号へ左折、約16キロ、30分
料金:大人300円 小人200円
宿泊施設:なし
チェックイン・アウト:フリー
概要:湖畔の林間と、広い芝生のサイト。 ガイドブックにはテント専用キャンプのようなことが書いてあったが実際はオートキャンプ場のようだし、ペット禁止もオートキャンパーにはOKのよう。。 



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