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  その11
 

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平成16年8月12日(木)〜8月19日(木) Vol.122
 
 
第一回北海道キャラバンA
うちで温泉の下調べをして印刷しようとしたら、プリンタの故障で印刷ができなかった。仕方ないので情報を書き込んだテキストファイルをメールに添付し、ノートパソコンに送信しておいた。北海道に行ってからモバイルで受信し、温泉めぐりの時に読もう・・・と考えていたのだが、いざとなるとネット接続できない。困った。行くはずだった温泉リストはすべて、これから受信するメールに入っているのだ。おかげで昨夜は支笏湖温泉に入ろうと思っていたのに、どの施設へ行けばよいかわからない。買ってきた北海道の温泉本は、よく見てみるとただのグルメガイドと大差ないシロモノだった。それでも、14日の午前中には温泉2つに入浴。さて、これから先が思いやられる。一体どうなることか・・・。

日目:8月14日(土) 支笏湖から札幌、小樽まで
■ ■ ■ 支笏湖Data
住所:北海道千歳市
問合先:自然公園財団 支笏湖支部 0123-25-2453
概要:手つかずの原生林に囲まれた支笏湖は、周囲約42kmの大カルデラ湖である。約3万2000年前の激しい噴火活動によってできた湖で、最大水深は約360mと、田沢湖に次いで2番目の深さ。透明度では日本一と言われている。平均水温3.6度、不凍湖としてはもっとも水温が低い。
午前8時頃目覚めて外に出ると、思わず感嘆の声が漏れるほどの美しい光景が広がっていた。コバルトブルーに輝く支笏湖と、対岸にそびえる風不死岳(ふっぷしだけ)である。子どもたちも透き通るような水の美しさに驚いていた。
こんなに自然豊かで美しい湖なのに、モータースポーツが禁止になっていないのは意外。
それに昨夜は若者たちの車が入れ替わり立ち替わり爆音を轟かせてやってきては、レストハウスの前にたむろ。花火や音楽を鳴らしたりして騒いでいた。関東あたりの観光地となんら変わりのない喧噪なのだ。
午前中いっぱい温泉めぐりに費やしたのち、わたしたちは別のP泊地に移動することにした。
支笏湖もまわりの自然も美しくて心惹かれるが、あまりに人が多すぎる。静かな秘境という印象を抱いていただけに、かなり裏切られた感がある。子どもたちに水着を着せて泳がせるというのも考えたが、安全上の理由から断念。トレーラーを引いて次に目指すは小樽。

→橋の上から撮影した支笏湖と恵庭岳。
支笏湖で利用した温泉
 いとう温泉
丸駒温泉旅館
  

  
■ ■ ■松尾ジンギスカン 北7条支店 Data
住所:北海道札幌市東区北7条東4丁目  011-741-4014
小樽に行く前に、ちょっと札幌に立ち寄り。先に北海道にきているキャンプ仲間のあべけん@埼玉正丸峠:ボナンザ26さんに電話しジンギスカンの美味しいお店を聞いたら、この「松尾」の名が上がったからだ。
松尾ジンギスカンは、北海道でその名を知らぬ者のないほど有名なジンギスカン・チェーン店である。が、わたしたちが訪れたその店はおばさんが一人で切り盛りする、一見個人経営風であった。そこで出されたジンギスカンは羊肉をタレに漬けこんであり、北海道らしく濃い味付けだ。
タレと肉汁がしみたキャベツやカボチャなどの野菜も非常においしく食べられ、みるみる箸が進んでいく。あっという間に4人分を食べ尽くし、追加注文した。本当に美味しかった。これだけでも札幌に来た甲斐ががあるというものだ。が、しかし、札幌での目的はこれだけではなかった。なんとかしてネット接続し、温泉情報のリストを入手しなければならない。この札幌に着くまで延々、プロバイダのヘルプサポートの人と話したが、どうやら接続のパスワードが違っているらしい。でも、サポート側でもパスはわからない。
そこで新たにairHのモバイルカードを購入し、プロバイダのアカウントを取得し直して接続することに決めたのだった。
で、わたしたちが駆け込んだ先はヨドバシカメラ。IT一家である杉江家愛用のショップだが、まさか北海道に来てまで行くとは思っていなかった。さすが土地が広い北海道、1フロアが広い広い。品数も豊富。そして面白いのが、店内で流れるCMソングの歌詞が違っていたこと。東京バージョンでは「丸い緑の山手線〜真ん中通るは中央線〜新宿西口駅の前〜」だが、ここ札幌店では「若者集まる札幌に〜」なのである。そりゃそうだ。札幌で山手線の歌を流してもしょうがないもんね。
モバイルカードを購入し、プロバイダ契約し、パソコンの設定までやってもらってお店を出た頃には、日が暮れかけていた。急がなければならない。目的地の小樽までは直線で約30キロほどだ。
 
 
小樽での出会い〜偶然編
世の中には不思議な巡りあわせというか、偶然の出会いというものが確かにある。それもこれも日本が狭いからだろうし、お盆休みにしか長期休暇が取れないという事情もあるだろう。が、それにしても、ここ小樽での偶然に偶然を重ねたような出会いは本当に楽しかった。

小樽の街に到着したわたしたちは温泉よりも、夕食よりも、まずP泊地を探すのに焦っていた。近くのオートキャンプ場はすでにいっぱい。地方の観光地にありがちな広い無料公共駐車場も見つからない。どうしようか? と思いながら走っていると、目の前を大きなキャンピング・トレーラーが通過していった。後ろ姿には、見覚えのある「TML(トレーラーメーリングリスト)」のステッカーと、クナウスのシンボル・マークであるツバメの絵。「あー、クナウスだぁ。どこに行くのかな? 追っかけてみよう!」と、お尻にくっついていく。やがて道路の左側に停車したのでこちらも停まり、パパが降りて挨拶に行った。
トレーラのオーナーは岡山の大山さんという人で、小樽港の埠頭でP泊する予定らしいので一緒に行かせてもらうことになった。
クナウスを引いているヘッド車は、我が家と同じハマーH2。すごい、これは偶然。ここでお会いしたのもなにかの縁、一緒にP泊したらきっと楽しいに違いないと、埠頭へとついていく。と、ここまではわりとありがちな話だ。が、すごいのはその先。わたしたちが停車した埠頭に訪れた大山さんのお友達というのが、我が家の前のヘッド車・ランドクルーザーを買ってくれた大阪の鶴田さんその人だったのである。
大山さんが美味しいと薦めてくれた「政寿司」というお寿司屋さんに行ったら、あとから大山夫妻と鶴田さんが現れ、ご挨拶。そのあと鶴田さんは本州に戻られたが、大山さんご夫妻とクナウスの中で楽しくお話しさせていただいた。同じTMLというメーリングリストに属しているというだけで、旧知の仲のような親しみさえ抱くから不思議なものだ。美味しいお菓子やフルーツなどを頂きながら北海道めぐりについて伺っているうちに、夜更けまで過ごしてしまった。
それからこの夜には、やはりキャンプ仲間の”あべけんさん”がドーナツの差し入れとともに駆けつけてくださり(それも自転車で!)、わずかな時間でもご一緒できたことはとても嬉しかった。

翌朝。雲が多く、今日のお天気はちょっと怪しげ。でも海はどこまでも美しく、こんな湾内でも水が澄んでいる。
右側のトレーラーが大山さんのクナウス。写っていないが、ヘッドは我が家と同じである。ただしエンジンを特別にチューンナップしてあるそうだ。
ところでこのP泊地だが、わたしたちは最初、公共駐車場に近いところに停めてお寿司を食べに行っていた。だが戻ってから、イカ釣り漁船のエンジン音があまりに大きく朝まで動かないということなので、こちらに移動してきたのだった。
倉庫の前で漁船の姿はなく、おおむね静かで安眠できた。ただし、そばの倉庫前には貨物トレーラーのコンテナなどが置かれているため、お盆休みが終われば騒然としてくることは想像に難くない。
東京ではカラスによる被害があまりに有名だが、ここ小樽ではカモメが幅をきかせている。お菓子を落とすと、けっこう近くまで寄ってきてついばむ。カラスよりはるかに大きい姿に、鋭い目つき。カラスの方がよっぽど可愛いと思える迫力だ。東京の王者カラスもここでは遠慮がちにお菓子をついばみ、すっかりカモメの下に置かれている様子だった。



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