杉江家のどこでも別荘 キャンプ日記
                〜31フィートのキャンピングトレーラーと温泉情報

 
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「ホテルまるなか」は08年8月に廃業され、09同7月に
「弘法不動の湯」としてリニューアルオープンしました。

  
■平成15年3月訪問
 

不動温泉ホテルまるなか

2008年8月廃業
住 所 福島県岩瀬郡鏡石町岡の内418 Tel:0248-62-5181 
アクセス 東北自動車道 須賀川ICから6km15分
営業時間 7:00〜21:00
定休日 不定休
料 金 大人200円 小人100円
泉 質 アルカリ性単純温泉/41℃/湧出量266L(分)、pH9.24
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、五十肩、うちみ、くじき、リウマチ等
施 設 男女別内湯1、備品なし、休憩所なし
白河関の森オフでご一緒した益子さんが「掛け流しだよ」と教えてくださった日帰り温泉。以前から小菅さんから「すごくヌルヌルするいい温泉がある」と聞いていたので、ずっと行ってみたかったのだ。「ホテルまるなか」という元ホテルで、今は日帰り入浴客のみ受け入れているらしい。
古びた建物であまり綺麗とは言えないが、独特の泉質はマニアを虜にするかもしれない。昆布のだし汁のような金色のお湯はとにかくヌルヌルするアルカリ泉で、床もヌルヌル、湯に浸かってヌルヌル、洗髪してもヌルヌル。内湯のみだが泉温が低いので、ずっと入っていてものぼせることはない。
源泉の注ぎ口に小さな効能書があり、「飲む野菜として環境庁に認定されている」などと書かれている。岩の上に置かれているコップで何杯か飲んでみたが、癖のない飲みやすい味。注ぎ口に鼻を近づけると、かすかに灯油のような匂いがした。湯に浸かっていると細かい気泡が体にまとわりつき、いい気分。湯上り後のお肌もしっとり、すべすべになる。
地元のおばちゃんによると、ここは痛みに効く温泉とのことで、最近からだが痛むのでまた来るようになったら治ってきたのだそうだ。腰痛で医者にも見離された男性が3日通って直したという話も聞かれ、霊験あらたかな霊泉として有名らしい。
ただしここはタイルの床が滑りやすいので、転倒しないように注意。わたしは用心して歩いていたのに、娘に話しかけられて振り向いたとたん、ズテンとひっくり返ってしまった。膝を突いて事なきを得たと思ったら、その膝が滑り、今度は手をついたのに、その手も滑ってしまい、腕が変にねじれた格好で転倒。地元のおばちゃんたちから驚きの声が上がり、「大丈夫?」と声をかけていただいた。肘が痛んだが、骨折もせず無事だった。おばちゃんによると「若いから骨を折らなかったんだね」とのこと。もう大して若くもないけど・・・。(でへへ)
 
2008年8月追記:
念願叶って再訪したが、すでに閉鎖された一週間後だった。優れたお湯を持っていただけに非常に残念である。ぜひとも再建・再開をお願いしたい。

廃業したホテルなのでボイラーも止めてしまっているとか。そのため、蛇口からはお湯が出ない。
体や髪を洗うときは浴槽のお湯を洗面器ですくうが、注がれている量が多いので汲んでも汲んでもお湯カサが減らないのはいい。ただし、洗面器を持つ手がヌルヌルするので、ちょっと辛い。



 
■平成21年8月19日訪問

弘法不動の湯

2009年7月「ホテルまるなか」が経営者を変えてリニューアルオープン
住 所 福島県岩瀬郡鏡石町字岡の内418  電話0248-62-1770  
営業時間 9:00〜20:00
定休日 第1・第3木曜日
料 金 大人500円
泉 質 アルカリ性単純温泉/41℃/湧出量266L(分)、pH9.24
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、五十肩、うちみ、くじき、リウマチ等
施 設 男女別内湯1、備品あり、休憩所あり
08年8月、1週間前に閉鎖されたばかりの「ホテルまるなか」を知らずに訪れ大ショックを受けた。が、今年になって経営者を変え再オープンしたと聞き、訪れてみることにした。
建物の外観もすっかり変わり、平屋造りの簡素なもの。どこでも見かける普通の日帰り温泉か集会所のようだ。
入るとすぐ受付があり、そこで料金を支払う。
脱衣所や浴室の造りも簡素で、必要最低限といった印象。白木のように見える壁材もよくよく見ればプラスティックと、かなりの安普請だ。
名前も最初は覚えづらかった。以前は「不動温泉ホテルまるなか」だったが、「弘法不動の湯」と変わった。しかし、表の看板に「不動湯」と書いてあったり、「不動の湯」と書いてあったり、また脱衣所の掲示にも「不動温泉」とあったり、「不動の湯」と書いてあったりと、経営者側にもやや混乱が見られる。
しかし、お湯は前と変わらず掛け流しにされており、それさえあれば建物の造りなどどうでもよく思える。経営者が替わり建物が変わっても、湯だけは「不動」のまま。そういうことだろうか。
湯は左から右へと流れ(女湯の場合)、その表面には白い泡が筋状に浮かぶ。体を沈めると小さな泡がうっすらと肌に付着し、肌触りも油を塗ったかのようにヌルヌル。
湯口のところで特に匂いが強く、腐葉土のようなモール臭とかすかな鉱物系の匂いがした。
浴槽内に吸水口は存在せず、正真正銘の掛け捨て。以前、床がヌルヌルして転倒者続出だった経験を踏まえてか、掛け捨てされた湯が床に溢れないような設計になっている。そのあたりも視覚的に物足りなくはあるが、やむを得ないだろう。
もっとも、以前よりヌルヌル感は弱まったような気がしないでもない。自分で書いたレポを読む限り、前はもっと猛烈なヌルヌルだったようなのである。
それでは加水したためにヌルヌル感が弱まったのだろうか? いや、源泉温度が41度とぬるめなので、薄めた場合は加熱しないと使用できないはず。しかし、この浴槽のぬるさでは加熱しているとは思えない。
となると、自然にヌルつきが弱まったと考える他はない。やはり温泉は自然がもたらした生き物なのだ。
いずれにしてもヌルヌル感と泡付きはじゅうぶんに楽しめるし、さらにじっくりと浸からなければ暖まらないぬる湯なので、どうしても長湯になる。他の入浴客も出たり入ったりと繰り返し、じっくり腰を据えて浸かってらっしゃる。
逆に言えば、真冬に「40分で出ろ」と言われたらかなり厳しいのではないだろうか。
ゆっくり浸かれば体の芯からポカポカと暖まる湯なので、余裕を持って訪れたい。




■平成15年3月訪問

泉崎さつき温泉

住 所 福島県西白河郡泉崎村大字泉崎字笹立山12 Tel:0248-53-4211 
アクセス 東北自動車道 矢吹ICから15分
営業時間 9:00〜21:00(Last20:30)
定休日 無休
料 金 大人400円 中学生300円 小人200円(四歳以上小学生)
泉 質 アルカリ単純泉/43.5度/ph9.8/蒸発残留物171r/s/湧出量300L(分)
効 能 切り傷(術後)、やけど、神経痛、慢性消化器病、筋肉痛、関節痛、冷え性等
施 設 男女別内湯2、露天1、サウナ1、備品あり、ドライヤーあり、休憩は有料
「泉崎カントリーヴィレッジ」の中にある日帰り温泉施設。建物も浴室にも特徴のない普通の施設だが、湯量は豊富で薄い金色のお湯が掛け流しにされている。単純泉なのだが硫化水素臭がする。味も先のマルナカ温泉とは少し違って、薄い卵味。マルナカ温泉ほどではないが、やっぱりヌルヌルする。
最初入った浴室は小さめで、5、6人も入れば一杯になるような小さめの浴槽が一つ。露天風呂は大きいため、内湯では熱めのお湯がかなりぬるく感じた。
露天風呂の向こうにまたドアがあるので覗いてみたら、そこにも内湯があり、熱めのお湯が掛け流しになっていた。こちらの方がシャワーの設備も新しい感じで、空いていた。わたしが利用したのとは別の脱衣所もあり、広くて綺麗なので最初からこちらに行けばよかったと思ったが、閉まる時間が早いとのことだ。

ここを教えてくれた益子さんによると、この一帯は北に行くほどヌルヌル度が高くなっていくのだとか。泉崎は先ほどのマルナカ温泉より南に位置するのでヌルヌル度では多少劣るものの、低料金ながらシャワー設備、シャンプーなどの備品が備わっていて、なおかつ掛け流しという、大変優秀なありがたい施設だ。

   正面玄関、狼のトーテムポール前で。          露天風呂。ライトアップされた大きな赤松を眺めながらの入浴。







那須温泉 鹿の湯

住 所 栃木県那須郡那須町湯元51 Tel:0287-76-3098 
アクセス 東北自動車道 那須IC〜R17で那須高原へ〜約13km
営業時間 8:00〜16:00
定休日 水曜日(祝日も休業)
料 金 大人400円 小人300円
泉 質 含硫黄カルシウム硫酸塩塩化物泉(酸性硫黄泉)/68.4度/ph2.5
蒸発残留物814.8r/s
効 能 皮膚病、神経痛、リュウマチ、神経痛、筋肉痛、関節痛等
施 設 男女別内湯、備品なし
昔ながらの湯治場の風情が漂う「鹿の湯」だが、内部はイモ洗い状態。写真を見ると男湯の方が混雑ぶりが激しいようで、特に男性の温泉マニアに人気のようだ。草津温泉大滝の湯の「あわせ湯」によく似た泉質と浴槽の構成で、41度、42度、44度、46度と次第に熱くなる四つの浴槽が並んでいる。
わたしは44度の浴槽にまでは入ったが、46度はやめておいた。他にも大きめの浴槽が一つ、段を2、3こ降りたところに位置する。硫黄の香りがずっと後まで指に残り、やっぱ温泉は硫黄だわ! という気分にさせてくれる温泉。

公共駐車場から、雪でぬかるんだ下り階段を降りていく。 この建物の右側にも駐車場がある。降りる道がわかれば、こちらの方が楽だ。
受付でお金を払い、渡り廊下を渡って川向こうへ。硫黄の香りがどこからともなく漂ってくる。 以前は混浴だったそうで、後から女湯が作られた。こちらは男湯。非常に有名な場所のため、大変な混雑ぶりだ。(画像修正して、人間を減らしています)







那須温泉 雲海閣

住 所 栃木県那須郡那須町湯元331 Tel:0287-76-2016  
営業時間 8:00〜20:00
定休日 無休
料 金 大人300円 小人100円
泉 質 含硫黄カルシウム硫酸塩塩化物泉(酸性硫黄泉)/68.4度/ph2.5
蒸発残留物814.8r/s
効 能 神経痛、胃腸病、筋肉痛、関節痛、慢性リウマチ等
施 設 男女別内湯1、備品なし、
マルナカや泉崎の温泉を教えてくれた益子さんが、鹿の湯は混んでるからと薦めてくれた雲海閣は、昔ながらのたたずまいを残す鄙びた旅館だ。訪れた日は日曜日の午後だったが、素泊まりの宿泊客の靴が玄関に多数あった。生後5ヶ月の赤ちゃんを抱いた若奥さんが愛想良く出迎えてくれた。大女将も丁寧な挨拶を寄こしてくれて、気持ちがいい。
コンクリート打ちの通路を通り、急な木の階段を降りた先は別館だろうか。こじんまりとした浴室は鹿の湯と似たようなすのこ状の床。予想通り、浴室には誰もいなくて貸し切り状態だった。左右ふたつに分かれた浴槽に白濁した熱い硫黄泉が掛け流されており、表面にはうっすらと白い湯の花が浮いている。
終始誰も入ってこず、娘と二人、静かな湯浴みを楽しむことができた。

なぜか向かいの床屋さんのワンちゃんがお出迎えしてくれて、玄関まで同行してくれた。体は大きいが、とても優しくて愛想のいいレトリバーでした。 明礬泉のお風呂が先にあり、とりあえず撮影だけ。同じ明礬でも、別府の明礬とは違って無色透明。
すごく急な階段を降りていく。手すりは竹製。夜一人ぼっちだったら、ちょっと怖いな。 鹿の湯の元湯からお湯を引いており、湯質はまったく同じ。右側の浴槽の方が源泉の量が多いため、非常に熱い。左の方は注がれる湯量が少ないため、右より白濁が強い。







ぶどうの丘温泉 天空の湯
住 所 山梨県東山梨郡勝沼町菱山5093 Tel:0553-44-2111 
営業時間 8:00〜22:00
定休日 無休
料 金 大人600円 小人300円
泉 質 アルカリ単純泉/41.1度/ph9.5
効 能 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性疾患等
施 設 男女別内湯2、露天1、ミストサウナ1、備品・ドライヤーあり
標高500メートルの小高い丘の上に建つ、新しくて綺麗な施設。展望が自慢の露天風呂は、甲州盆地や雪を頂いた山脈などが眺められる見晴らしのよいものだが、塩素の匂いがキツイのには辟易。それでも肌触りはそこそこツルスベする。塩素入りとわかっていながら、ついお湯で顔をすべすべしてしまった。

内湯は低温のジャグジーと高温の浴槽とに分かれており、いずれも塩素臭はしない。ジャグジーに寝湯があったので寝そべってみたが、本来腰のあたりに噴出すべき水流が、どういうわけかお尻の位置にある。まるで太いウォシュレットみたいにお尻の穴の中にまで水流が入ってきてしまうので、寝湯は3秒で終了。そのためかどうか、ジャグジーのお湯はなんだか生臭い匂いがする。慌てて仕切りをまたいで高温湯の方へ逃げる。
こちらの方は、わずかながらも温泉らしい匂いがする。少しは新鮮な湯が足されているのかもしれないが、循環なのに消毒していないというのも、かえって気持ちが悪い。寝湯では肛門の奥まで洗ってくれちゃうし。匂わないだけで、ちゃんと塩素は入っていると信じたい。健康になるための温泉でレジオネラ菌に感染してしまったら、本末転倒だもんね。

洗髪後、ミストサウナがあるのに気づき、入ってみる。さっきからBGMにイルカの鳴き声が流れていると思っていたら、このドアのきしみ音だった。気づかなかったら、うっかりここに「イルカの鳴き声がBGMで、いい感じだった」なんて書くところだった。
ミストサウナなので、天井から細かい雨が定期的に降り注がれる。これでハーブの香りでもすればアロマテラピーでよいのだけど、町営だからそこまで手のこんだことはしないのかな。誰もいないので、前の椅子に足を乗せてリラックス。

再び露天風呂に行き、お湯に浸かりながら甲府の風景を楽しんだあとは、また内湯へ。壁に掲げられた山梨地学会会長・田中教授の推奨文を読むと、ここの湯は高アルカリ性でありながらマイルドな成分で、世界的に非常にユニークなんだそうだ。どんなに珍しくたって、循環させたお湯なんて温泉とは呼べないんだけどなぁ。と、なんだかんだ文句を連ねながらも2時間も長居してしまったのは、空いててリラックスできたから。これが混んでたら、たぶん30分で出てきてしまっただろう。かの有名な「ほったらかし温泉」のように若者のグループが次々やってきて騒々しいということはないので、のんびりできる。
が、長湯してもあまり暖まらなかったのは残念だ。やはり循環湯のため、温泉の特質が損なわれているように思う。これで掛け流しだったら、P泊できる駐車場も備えたパーフェクトな施設なのに、とても残念なところである。

「天空の湯」外観。 内湯。
露天風呂。 露天風呂からの眺め。「ほったらかし温泉」ほど高度はなく、富士山も見えない。
吹き抜けのシャンデリアもぶどうをかたどってい
てゴージャス。窓の向こうに見えるのは、格安
の宿泊施設。



 

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